2016年09月19日

DSV_MALICE.TXT

デジタル魔導書更新後にブログまとめんの、ズルくない?

■MALICE MIZERセッション
会場が暗転し、眼前にそびえ立つドラキュラ城を彷彿とさせる物々しいSEが鳴り響く。
Mana様によれば、このオープニングSEは「闇の彼方へ〜2016」とのことで。
『Voyage』の「闇の彼方へ〜」と聴き比べてみましたが、序盤の雷鳴、狼の遠吠え、馬車の音はそのまま引き継がれているようですね。
そこから連綿と続くパイプオルガンの音色や心臓の鼓動が加わることにより、ミゼラーの「待ってたぜェ! この瞬間をよォ!」な高揚感を掻き立てる“らしい”オープニングSEへと生まれ変わった感があります。
まだ薄暗いステージに見えるのは、上手にギターを構えるMana様と、下手にベースを構えるKoziさんの姿。
しかしセンターマイクの前には誰の姿もなく……。
えっ、Yu〜kiさんは? ヴォーカルは誰?

この時の私は、まだ「Yu〜kiさん」と「ヴォーカル」を意識的に結びつけることができず。
このあと一体何が起こるのか? もはや動揺以前の問題で、思考が全く追いつかない状態でした。

パイプオルガンの音色が止み、依然として張りつめた空気を保ったまま聴こえ始めたのは耳馴染みのあるイントロ。

♪デッ デッデェーーーーーーン (ドン!)

「Transylvania」キタ━━━(゚∀゚)━━━!!!!
前述の通り、思考能力がほぼ停止しているため、どのタイミングで明転したかすら記憶にありませんが、多分イントロの高速ストリングスの手前あたりで舞台袖からYu〜ki伯爵(※1)が登場。
そしてセンターマイクの前に立ち、今まさに歌わんとする――そんなYu〜ki伯爵の姿を目のあたりにして、私はようやく思考停止から解き放たれ(Yu〜kiさんがヴォーカルやるの!?)という“それらしい驚き”へとシフトすることができました。
それにしても、メンバーが出揃うと割れんばかりの歓声、興奮、熱狂――この感覚こそがライブの醍醐味だなぁと改めて実感。
正直なところ、ライブでこういったドキドキワクワクって最近味わっていなかったような気がするので。 えっ?

「Transylvania」のYu〜kiさんの歌声は“幽玄”や“ホロウ”といったイメージ――というと、なんだか吹いたら消し飛びそうな意味に捉えられそうですが、平時の儚げな声とは異なり、闇に潜んでいるかのような怪しげな趣をたたえていました。
サビの「♪Drink from me and live forever」ではKoziさんもコーラス。
魔導書によればMana様による第三のダンディなコーラスも事前に収録されていたとか。

「Transylvania」を終え、興奮冷めやらぬまま待ちに待ったYu〜kiさんの第一声。

Yu〜ki「MALICE MIZERです……」
ここでまたファンの大歓声。

それに負けじとKoziさんも「MALICE MIZERです……」と鸚鵡返し。

Yu〜ki「マ リ ス ミ ゼ ル です……」

Kozi「マ リ ス ミ ゼ ル です……」


二年ぶりに赤坂BLITZのステージに相まみえる両者。
先攻Yu〜ki、後攻Koziの“どちらが迫真のMALICE MIZERを言えるか対決”で、互いの力量を推し量っているのでしょうか。
MC開始早々に火花を散らせる二人の様子を、私はただ固唾を呑んで見守るしかありませんでした、が

Yu〜ki「ミゼルです……」

Kozi「マリスです……」

Yu〜ki「……デス!」

Kozi「……デス!」


と大事に至る前に無事終息しました。

いやぁ、てっきり
Yu〜ki「ミゼルです……」

Kozi「マリスです……」


(どちらからともなく……いや、たぶんKoziさんが)
「二人合わせて」

KY「「マリスミゼルです」」


というパターンBに展開するかと。
こうなればMana様の鉄拳制裁が二人に炸裂すること請け合いですが……ってなんか変な同人誌の読み過ぎかな??

“どちらが迫真のMALICE MIZERを言えるか対決”は両者一歩も譲らぬ引き分けとなったところで、今度はそんな二人による緩いフリートークが始まりました。
以下は、だいたいこんな内容だったという私の記憶の中のやりとりです。

K:Yu〜ki伯爵、二年ぶりにトランシルヴァニアの山から馬車で下りてきて……どうですか? 久々のステージは。
Y:いやあ緊張したね。みんな、まさか俺が歌うなんて思ってもみなかったでしょ?
K:みんなどうだった? Yu〜kiちゃんの歌、美声だったでしょ。

事前に“変則的”とは聞いていましたが、まさかYu〜kiさんヴォーカルの「Transylvania」が聴けるとは。いやはや意表を突かれました。

ここで話題はYu〜kiさんがヴォーカルをやることになった経緯へ。
Y:Deep Sanctuary開催が決まった後、Manaちゃんからメールが来てさ……なんか突然Manaちゃんからメールが来ると固まるよね。
K:うん。五度見するよね(ここでKoziさん迫真の五度見を披露)。あれ俺なんかやっちゃったかな? って焦るよね。
Y:もうManaちゃんの身に何かあったのかな? って心配になっちゃってさぁ。

Mana様からメールを受信すると心がざわつくのは両者共通のようですが、少々ニュアンスが異なるような(笑)。
この何気ないやりとりで、二人のMana様に対する意識の違いが垣間見えた気がします。

Y:それで恐る恐るメールを見たら「Deep Sanctuaryで歌わない?」って書かれててさ……こうManaちゃんに言われたら、もう「歌え(威圧)」ってことじゃん?(震え声)
K:「カレー食べない?」も「カレー食え(威圧)」みたいなね!

Mana様のさりげない提案は、二人にとっては強制力を持った決定事項も同然らしい(笑)。

また
Y:今回、俺が歌うからKoziにベース弾いてもらったんだけど、トランシルヴァニアって結構大変だったでしょ?
K:うん、ベースってさ、握力が必要なんだね。
Y:そうね……ヴォーカルも声量が必要なんだねぇ。
と、ミュージシャンとしては随分初歩的な苦悩をしみじみ語り合う二人。
Y:トランシルヴァニアってAメロ低くてねぇ……。俺この声じゃん?
トーク内容がいよいよ反省会の様相を呈してきたところで、しばらくステージから姿を消していたMana様が舞台袖より給仕用ワゴンを押してやってきましたよ……ってメイドエプロンつけとる!?
ヴェル・エールのドゥ リマージュ キタワァ*:.。..。.:*・゚(n‘∀‘)η゚・*:.。..。.:* ミ ☆
まるでMALICE MIZERメジャーデビュー時代に回帰したかのようなMana様の姿にフロアも色めき立っていました。

メイドのMana様がワゴンで運んできたのは、オレンジがふんだんにトッピングされた、やや斬新にも見えるチョコレートケーキ。
この日は8月7日。Yu〜kiさんのお誕生日前日ということで、フロアからはたくさんの「おめでとう!」コールが。
その後はKoziさんの合図で、会場一体となってハッピバースデー Yu〜ki♪ の大合唱。 
歌が終わると、Mana様に「消していい?」と確認してからろうそくの火を吹き消すYu〜kiさん(確認してからというのがYu〜kiさんらしい)、吹き消す際にウィッグに火が燃え移りそうになったようで、手でパタパタと髪を払う仕草もまたチャーミングでした。
ミゼラーにしてみれば、ライブでYu〜kiさんのお誕生日をお祝いできるというだけで願ったり叶ったりなわけですが、この後も、ケーキをつまみ食いしたYu〜kiさんのお手を拭いてあげたり、口周りに付いてしまった……否、Yu〜kiさん自ら作為的に口周りにつけたクリームを拭いてあげたりと、伯爵への献身的な介護奉仕に徹するメイドのMana様の姿は、ファン垂涎の、それこそ夢のような光景だったのではないでしょうか。
もはや狙ってるだろとしか思えないサービスシーンの連続に、何度目となるか分からない悲鳴にも似た歓声がフロアのそこかしこから聞こえてきました。

そんな仲睦まじい二人のやりとりをよそに
K:Yu〜kiちゃん、10万いくつになったの?
Y:……。
K:答えられないか(笑)。

K:マナ様からYu〜kiちゃんに何か一言!
M:……。
K:喋らんのかぁ〜い。

とあくまでもマイペースな姿勢を崩さぬKoziさん。
性懲りもなくここでも新喜劇風ツッコミを繰り出すとは……。

にしてもMana様の過剰とも思える奉仕に気を良くしたYu〜kiさん、どこかで理性のタガが外れてしまったのでしょう。
Y:Manaちゃんのメイド姿なんてもう滅多にお目にかかれないからねぇ。記念に触っとこうか?
K:うん、触っとこう。
そう言うやいなや、おもむろにベタベタとMana様の身体を触り始める二人(笑)。
突然始まる羞恥プレイになんとも恥ずかしそうな表情で俯き、なされるがままのMana様。
っていうかYu〜kiさん、二年ぶりに出てきて何さりげなく変態的な提案してんスか。
そしてKoziさんも何ちゃっかりのっかってんスか。

お祝いタイムが一区切りついたところで、軽いお色直しのためか一旦ステージから姿を消すYu〜kiさんとMana様。
和やかムードの余韻が残されたステージに独りぽつねんと取り残されたKoziさん、ふいに「Mana様かわいい?」とフロアに問いかけ、最前のファンの二つ返事を見るやいなや「500円ちょうだい」と何故か金銭を要求。
あまりに突然の無茶振りに困惑するファンの様子を見て早々に諦めたらしく「くれんのかぁ〜い」とうなだれていましたが……このくだり、なに?(笑)
そんな経緯もあってか「誰もいないから俺が場つなぎしなくちゃいけないっていうね」と所在無げに振る舞っていましたが、それほど間を空けずにステージに戻ってくるYu〜kiさんとMana様。
ここでようやく2曲目演奏モードへ。
Yu〜kiさんは本来のパートであるベースを、Mana様は再びギターを構え、始まった曲はKoziさんヴォーカルによる「Beast of Blood」。

いやぁー……。
Deep Sanctuaryの「Beast of Blood」は何度聴いても良いものですね(しみじみ)。
また今回の「Beast of Blood」のKoziさんは、この日一番と言ってもいいほどに恰好良かった。それはもう格別に。
百聞は一見にしかず。後にMana様がアップした、両手を広げるKoziさんの画像がそれを物語っているかと。
私の記憶が確かなら、あれは本サビが終わって音がチェンバロだけになる間奏、そのへんの瞬間を切り取った画像だと思いますが。
ええ、本当にその時のKoziさん、めっちゃ恰好良かったんで。私めっちゃ目に焼き付いてるんで。

続く「N・p・s N・g・s」では、Koziさんはあかうずくんを提げてギター&ヴォーカルへ。
制御不能な勢いで噴き出すスモーク、思い思いにステージを動き回り、アグレッシブなプレイで我々観客を魅了するメンバー、Koziさんの荒々しい「ダイゲー!」に絶叫で呼応するフロアの「ダイゲー!」――会場は熱狂と混沌の渦に包まれました。
以上の3曲でマリスセッション本編は終了。


アンコールは前回同様「au revoir」のInstrumental。
クマのぬいぐるみを携え、ローラースルーゴーゴーで颯爽と登場するMana様の後に続き、再びステージに姿を現すKoziさんとYu〜kiさん。
「au revoir」の優雅なメロディをBGMに、メンバーがサイン入りカラーボールをフロアへと投げるボーナスタイムが始まりました。
Mana様はハンドボール経験を活かした遠投。Koziさんは野球経験を活かし、ノックでもするかのように手持ちのバットでボールを打っていました。
Yu〜kiさんは……あ、Yu〜kiさんも野球部でしたよね、確か。でもバットは使わず普通に投げていたと思います。
全てのボールを捌き終えると、ステージ向かって左からMana様、Yu〜kiさん、Koziさんと並んで手をつなぎ、フロアに向けて一礼。
そのまま舞台袖へと引き上げようとする三人でしたが、その間際、「au revoir」のサビに差し掛かろうかという絶妙のタイミングで下手マイクに顔を近づけ
♪もーっとぉー!
と歌詞の一部を熱唱するKoziさん。
するとそこから堰を切ったようにファンによるサビの大合唱が始まりました。
大合唱は曲が終わるまで続き、また曲が終わった後もフロアの拍手はしばらく鳴り止むことはありませんでした。
Koziさんの♪もーっとぉー!は、Mana様も魔導書に書いているように、引き上げるタイミングもその時いた位置も何もかもが偶然だったようですし、Koziさん本人もちょっとしたノリで唐突に歌ってみただけなのかもしれませんが、まさかあのような奇跡の連鎖が生まれようとは。
夢のような時間は、あたたかい余韻に包まれたまま終演を迎えました。

今年のコーチャン流行語大賞は♪もーっとぉー!で決まりかな?


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■あとがき
2010年のDeep Sanctuary U参戦(DS初参戦)後のブログに、私は猛烈な勢いで「MALICE MIZERは青春です!」と書きました。
これは私の魂の叫びであり、確信に近い感情なので、読み返さずとも憶えています。実際にその気持ちは今も何一つ変わっていません。
どうしたって私にとってMALICE MIZERは青春だし、TVチャンピオンの「MALICE MIZER王決定戦」で優勝し、中村有志氏に「あなたにとってMALICE MIZERとは?」と訊かれた暁には「私の青春です!」と鼻の穴を膨らませて豪語するって決めてるんです。
青春って、答える内容としては何の捻りもないし全然面白くないけれど、これが私にとっての真実なのだから仕方ない。
あ、うん。その前に知識量からみても優勝することはできないよね。まぁ『マッチ売りの少女』が寒さと飢餓で死ぬ前に見る幻覚みたいなもんよ。BGMにボレロ流しておくれよ。っていうかもう番組やってねえよ。
……で、話を戻しますが、青春と言い切るということは、裏を返せば、もう私の中では思い出に変わっているということです。
要するに、平たく言えば、2001年12月時点で終わっているものなんです、私の中で(※2)
活動中に感じた喜びや悲しみも、活動停止の時に感じた心の拠り所を急に奪われたような感覚も、もう15年近い時が経てば、どれだけMALICE MIZERが宙ぶらりんの状態で時が止まっていても「こういうものだった」と区切りがついてしまうもので。
それでも私なんかは、例えば90年代を一世風靡したTKミュージックを聴くと、ときに胸も目頭も熱くなるほど懐かしく、またありありとその楽曲の素晴らしさを感じることができます。
当たり前ですが、MALICE MIZERもそれと同じです。別にバンドがリアルタイムで活動していなくても、楽曲の素晴らしさは色褪せないし、私にとってMALICE MIZERは永遠の本命バンド(殿堂入り)なんです。
で、私が短い期間(ドップリは3年弱)ながらも青春を捧げたバンドMALICE MIZERのメンバーたちが、当時の曲をセッションで演奏してくれるっていうのは、堅苦しい話は抜きにして、もうそれだけで至福の極みなんですよ。
私自身、面倒くさいミゼラー(血族)なので、「本命麺のKoziさんがヴォーカルをやってくれるのはとても嬉しいけれど、欲を言えばKlahaさんヴォーカルで観たいよね?(威圧)」なんて言っちゃいますし、「マリス“セッション”」とか「“事実上の”MALICE MIZER」とか、何か余計な言葉をつけないと気が済まないタイプだったりしますが。
それでもやはり、今回のようなステージを観れば、結局「MALICE MIZERは青春です!」の境地に落ち着くというか。野々しく号泣することもやぶさかではないというか。
まぁそんな感じで、DSは2年ごとにマリスのメンバーが催してくれる同窓会のような祭典だと割り切って楽しむことができれば、それで充分かなと。

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以上、自分のDeep Sanctuaryに対する率直な気持ちを思うくそ書き連ねてやりました。ベリーポエマーじゃん?
こんなん、ごく一般的な、スタンダードな感覚すぎてあえて書くまでもないとすら思っているのですが、どうやら“ミゼラー百人寄れば百人のマリス観有り”みたいなので。
下手したら宗教戦争に発展するらしいじゃないですか。まぁそう言われる理由はなんとなく分かります。
多分これめっちゃスタンダードな意見としてRTされてるんだろうなって他のミゼラーさんのツイートを読んでも、大筋同感ではあるものの「やっぱりこの方とはマリス観が微妙に食い違っている!」って私、思っちゃいましたし。
ふふふ……曲やら概念やら、あらゆる解釈をファンに委ねっぱなしだったことが今になって裏目に出てしまいましたな(笑)。なんて。

最後に。最高のステージを見せてくれたマリスのメンバーはもちろん、今回も縁の下で音を支えてくださったドラ厶のHayatoさんに圧倒的感謝。


(※1)実のところ、私はマリスのリアルタイム活動時にYu〜kiさんのことを「Yu〜ki伯爵」と呼んだことは一度もなく、いまだに「Yu〜ki伯爵」と書くときには(嘘でえ!)と自分自身にツッコみたくなることがしばしばなのですが、この日「Transylvania」でステージに降臨したYu〜kiさんは、「Yu〜ki伯爵」と呼ぶにふさわしい、もう「Yu〜ki伯爵」以外に呼びようがないほどの崇高たるオーラを纏っていました。
(※2)平たすぎたから、もうちょっと丁寧に分かりやすく説明しますね。
見た目から品質から質感から何から何までお気に入りの、一点物の時計を持っていたとしよう(もちろんアナログ時計な)。愛用していくうちに、時計の針が行方不明になることが2回。代わりのパーツが見つかることもあったけれど、それが無くてショックのあまり涙することもあった。それでもちゃんと時を刻んでいることは確認できるから変わらず愛用し続けるんだけれど、ついにどうしても動かなくなってしまう。しかしこれだけ愛着もひとしおな時計だから捨てるなんてもってのほか、考えられない。可能な限り綺麗な状態で大切にとっておきたい。変なところにしまってホコリを被らせたくないので、すぐ見えるところにずっと飾り続けて、しょっちゅう眺めては「……最高ッ!」と浸れるような、そんな時を刻むことを止めた時計みたいなものだと考えていただけると助かるのですが、それを「終わっているもの」と言い切るのは雑すぎました。大変申し訳ありませんでした……って、いったい私は誰に謝っているのだろう?



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2016年08月20日

DSV_MOI.TXT

さてさて、前の記事「DSV_ZIZ.TXT」にこっそり追加でアップした画像はご覧いただけましたか?^^
とある街頭インタビューの画像をそれっぽく弄ってみました。
さすがに悪ふざけが過ぎるかと罪の意識を感じてはいるものの、なかなかの自然な仕上がりに「みんな私の力作見て見て〜^^」と触れ回りたいのが本音ですし、お盆休みに唯一成し遂げた成果がこの画像ということもあって、アップを決意しました。
良心の呵責に苛まれても尚、露悪趣味に走るのを止めない――私はそういう人間なんです。
ビッグダディもびっくりの開き直りです。

というわけで、話はDSの主催、Moi dix Moisに移ります。

■Moi dix Mois
この項を作っておいてなんですが、私は今のMoi dix Mois並びにMana様の活動をちゃんと追っていないため、セトリや曲ごとの感想はろくに書けません。
いえね、今回のDS参戦にあたって、すごいことに気づいたんですけど、
@「モワの曲をもっと知ろう」と近隣のTSUTAYAに赴く(DS約一週間前)
A「ここMoi dix Mois置いとらんやないかい!」と膝から崩れ落ちる
Bまともに予習できぬままライブ当日
――こんな行動パターンを2年ごとに繰り返しているっぽいんですよね、私。
まあ今回でこのデジャブに気づけたのは幸いであるにしても、人間、やはり2年経つと記憶が薄れてしまってですね。
きっと2年後もまた同じTSUTAYAに立ち寄って「モワ置いてないンだが!?」と肩を落とすに違いありません。
……ということではイカンので、まずはこの落胆が新鮮なままに、モワが置いてそうなTSUTAYAを探すところから始めなければなりませんね。 買えよ。

さて、今までMoi dix Moisについてちゃんとブログに書くことがなかったと思うので、この機会に声を大にして主張させていただきたい。
Moi dix Mois、尊い、と。
我々観客を非日常へと誘うステージングに全身全霊を傾けるMoi dix Moisというバンド、尊いと。

まず、いかにもMana様のコード進行! といった荘厳なオープニングSEには否が応でも胸が高鳴ります。
そして今回の3曲目でSeth氏が使ってた邪悪な造形の拡声器、最高。ああいうのを本気(ガチ)で作っちゃうの最高。
Mana様節の“王道”だと勝手に思っている4曲目の「Solitude」。どことなくマリス三期を彷彿とさせるドラマティックな曲展開とメロディーラインにグッときます。
かつて、いや、きっと今もMana様が提唱しているであろう“怪奇・幻想・ゴシック”――まさにそのイメージ通りの曲だなと。

Seth氏については、2曲目あたりで(彼が○○○○・ハーンなんだよなぁ)という、どこかでうっかり拾ってきてしまった雑念が頭をよぎりましたが、さすがはMana様に抜擢されるほどの美声。その説得力のある歌唱に魅了されました。
それにしてもこの声、どこかで……。夢芝居……? うっ、頭が……。
MCにおいても、舞台声優か、はたまた歌のお兄さんか、という具合に張りのある発声と立ち振舞い。
ライブ後半に演奏された「The END!」で自身の首をかっ切るフリをする曲も恰好良かったです。
野郎共(男性ファン)への煽り方もワイルド&アグレッシブで素敵でした。

そして今回、モワに加入してから初めて見るRyux氏――なのですが、全然初見な感じがしない! 不思議!
「そりゃあんた、“そこかしこ”で散々ギター弾いてる姿を見てきたからでは」という理由は無きにしもあらずでしょうが、それでもやはりMoi dix Moisのように徹底したヴィジュアルとコンセプトを持つバンドとなると話は別かなと。
が、そんな一枚岩のバンドにいても、新入りということを微塵も感じさせないパフォーマンス。しっかりとバンドのカラーに馴染んでいるように見えました。
またKoziさんに「ギターが上手い」と太鼓判を押されているだけあって、短いギターソロでも音の輪郭がはっきりしていたのはさすがだなと。
ところで、K氏のキャラクターは確か“ビースト”だったと記憶していますが、Ryux氏には何かそういうのはあるのでしょうか。
個人的には、チャッキーみたいな殺戮人形とか、アダムスファミリーのフェスターおじさんみたいな用心棒系モンスター(一人称は「オデ」)とかが合ってると思いますが。合ってると思いますが言われてもね。

そんなわけで、Seth氏、Ryux氏のお二方については、サロンドコヂ出演経験有りというハンデ(※)をものともせず、いやむしろそれを乗り越えてこそ輝く“ON-OFF切り替えの上手さ”と“プロ根性”といったものを見せつけられたような気がしました。
SugiyaさんやHayatoさんについては、涼しい顔でしっかり仕事をこなすイメージが元から備わっているので……あ、でも前回DSWのHayatoさんには「MCとバスドラの同時進行、頑張れ!」と思わず声援を送りたくなりましたね。
あれは大変そうだったなぁ……。

まあ本当に、Moi dix Moisはプロフェッショナルなバンドだと思いました。
やっぱりMana様が居るバンドは違うなと。徹底しているし、芯がブレないなと。

にしても、6曲目の「Deep Love!」レスポンスはともかくとして、「私の血を吸ってー」なんて言わされ絶叫することになるとは夢にも思いませんでしたよ……。
周りにいた男性陣、「Deep Love!」の咆哮は上げてましたけど、「私の血を吸ってー」に関しては、(おまいらYu〜ki伯爵に血を分けてる余裕なんてないだろ無理すんな)と思えるくらい、ある意味血の気が引いてましたね。

あっ、モワ単体について簡潔にまとめるつもりが、どういうわけかこの有様なので(恒例行事)、次のMALICE MIZERセッションとは記事を分けます。

(※)サロンドコヂ、またの名を“バンドマンのイメージスクラップ工場”


posted by 未黒 at 17:55| Comment(0) | ライブ/イベント | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年08月08日

DSV_ZIZ.TXT

本日は8月8日ということで、Yu〜kiちゃん伯爵、お誕生日おめでとうございます。
昨日はトランシルヴァニアの山から馬車で降りてきてくださったそうで。
確か前々回は亀ハウスからおいでになったんでしたっけ。
DS開催のたびに遠路はるばるいらしてくださるなんてこんな有難いことはないですよ、ええ。

さて、昨日のライブについて、まずはZIZのみ。
次の記事でMoi dix Moisについてちょこっと(なんせ疎くてスミマセン)、そしてMALICE MIZERセッションについてドバッと書くつもりですが、今のところ更新日の目処は立っておらず予定は未定ということで。

2016年8月7日(日) 『Deep Sanctuary X』@赤坂BLITZ
■ZIZ
<セットリスト>
OPSE
1.JEEZ
2.PEEKABOON
3.DOPE
-MC.1-
4.SO8
5.DOVE
-MC.2-
6.SPIEGEL WELT
7.SIGN
8.SUPERBSAW

全8曲。後半は打ち込み要素の強いミディアムナンバーが中心だったためか、やや前半の勢いが失速した感のあるセットリストでした。
個人的にはライブ後半を盛り上げるド定番曲がもう1つあっても良かったかなぁと。例えばE-I-OとかE-I-Oとか。
当然曲数にも物足りなさを感じるわけですが、今回ZIZはゲスト扱いなので、そう多くは望めませんかね……って、前からDSにおけるZIZってゲスト扱いでしたっけ?

とはいえ、壮大且つヘヴィーなオープニングSEにはしょっぱなから心を掴まれました。
初めて聴くので「えっ、今から始まるバンドはZIZであってるよね?」と一瞬焦りましたが。
テイストとしては「ISOME-TORIC」のイントロがより伸びやかになってダークサイドに片足突っ込んだような、そんな感じ。
ホール栄えするSEだなぁと。今回のライブのために用意されたものでしょうか。
ちらっと「もしやこれは『Superbsaw[Reincarnate]』のイントロなのでは?」という思いが頭をよぎったのですが、となると原曲のポップで明るいイメージとはかけ離れたものになってしまうので、きっと違いますね……違わなくてもいいんですけどね!?
このSEから1曲目の「JEEZ」への流れも秀逸でした。

一方で、曲に関して残念だった点といえば、「DOVE」前半部の崩れっぷり。事故ですねアレは(笑)。
二回目のAメロの歌の入りが遅れたように感じたので、おそらくそこで生演奏と同期に齟齬が生じたのでしょう。
同期の仕組みがどんなものだか私は知りませんが、単に予め用意した伴奏を再生するようなものであれば、そりゃ一度ズレた流れを自然に立て直すのは難しいよなと。
まあ、このハプニング発生原因についての私の仮説を申し上げますと、おそらくKoziさんは「言葉のチョイスが波紋を呼んでいる“なでなで会”について、次のMCで触れるべきか否か……」ということで頭がいっぱいで、うっかり間違えちゃったんじゃないかなと。違うか。

結局、MCでは“なでなで会”に関する言及は一切無く、それがかえって不自然だったという感は否めませんでしたが、既にリリースされているCDの一般流通開始の件についてはしっかりと告知していました。
その告知の際に、「ようやく」という意味なのか、「ここに辿り着くまで様々な苦労があった」という意味なのか、額の汗を拭うふりをするSugiyaさん。
その一方で、Koziさんは「いつまで流通は続くのか!」(←アニメの次回予告調)、「来年にはもうお店になかったりして……」と自虐や弱音を吐露してましたけれど、まだ一般流通が始まってすらいないのに悪い意味で気がはええよと。
また、ここ最近、流通関係の情報発信をSugiyaさんに任せきりであるためか「すみません、いつもボーッとしちゃってて……」と、公衆の面前で終始平身低頭。
なるほど、そこんとこの自覚はあるんですね?

その後は森岡賢さんとのコラボ音源『Salon du Détester』から立て続けに3曲。
Koziさん曰く、「SPIEGEL WELT」は、ライブで演奏するのが今回で二度目とのこと。
確か『Salon du Détester』リリース当日のライブで一度披露された記憶があるので、それきり、となると、およそ3年8か月ぶり……だと……?
月日の流れの早さに意識が遠のきそうになりますが、私はこの曲のどことなく浅倉大介節めいた四つ打ちサウンドと、キー高めに歌い上げるKoziさんの歌唱が好きなので聴けて嬉しかったです。
ラストの「SUPERBSAW」では、イントロで自然発生した手拍子に「手拍子有難うございますッ……! 三階席の後ろのほうまでッ!」と、定番の赤鰤ギャグ(※)でフロアを沸かせていました。

【その他メモ】
・「JEEZ」…今回は幸いにもSugiyaさんの運指が見えた、が、思ったより動きが地味だった(横のスライド的な意味で)
・「DOPE」…青と赤が高速でチカチカ移り変わる照明にポケモンショックを思い出す
・「SO8」…曲後半のSugiyaさんの運指がパネェ
・「DOVE」…同期と演奏が噛み合わず、Sugiyaさん意味深な微笑み(テヘペロりはしない)。なお後半部は何事も無かったかのように立て直し、滞りなく絶唱するTC
・「SPIEGEL WELT」…チャヂさん、イントロで両手のスティックを高く掲げて十字架のように交差させる
・「SIGN」…Koziさん、チャヂさん、Sugiyaさんがモリケンさんのダンス(手のひらをくるっと回しながら上へ下へと動かすやつ)を真似ていた。Jiroさんも踊っていたかもしれないけれど今回私から上手方面は死角。Jiroさんの演奏姿はこの曲で下手に来てくれた時しか観られず残念無念。

(※)
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posted by 未黒 at 19:45| Comment(0) | ライブ/イベント | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年07月06日

グルーミーなんたらオブかんたら東京編

7月1日(金)gloomy sex object@池袋手刀

<セットリスト>
01.CHAOSMOS
02.FREAKQUENCY
03.SO8
-MC-
04.JEEZ
05.L'AMIL'AMIE
06.DOPE
07.PEEKABOON
-MC-
08.DOVE
09.Sanityman
10.FOXGLOBE
11.E-I-O
12.LLELVI

13.SIGN
14.SUPERBSAW

新譜『JEEZSO8DOVEDOPE』を聴き込んでから初めて迎えるZIZライブでした。
L'AMIL'AMIEからDOPEへと移る際にちょっとした同期トラブルはありましたが、まぁ本格的な演奏が始まる前でしたし、大した問題ではなかったように感じます。
鷲巣様の言葉を引用するならば「圧倒的に些少っ・・・!!」です。
ところで同期って基本的にチャヂさんが操作しているんでしょうか。音の要だからそりゃそうか。(今更すぎ?)
鳴り止まぬL'AMIL'AMIEのブザー音に四苦八苦しているチャヂさんを横目に「同期でも間違えることってあるんですねぇ」と話すKoziさんは、さながら“語りべ”といった風情でした。

さて、以下の内容はトラブルではなく珍事というべきか。
PEEKABOONが終わったところで、Koziさんが「息も絶え絶えなので……」とセンターマイクを離れ、どういうわけか急遽Sugiyaさんに繋ぎのトークを引き継ぐなんてことがありました。
突然の振りに狐につままれたような顔でセンターマイクに歩み寄ったSugiyaさんに対し、「それじゃあテーマ“東名阪”で何か喋って!」とさらに難しい注文をつけるチャヂさん。
Sugiyaさんは「ネイキッドロフトで散々喋ったでしょう!(※1)と必死に訴え、また息も絶え絶えと言うわりに「スギヤンのMCは3、4年に一度のレアな機会だよ」と訳知り顔で話すKoziさんに対しても「喋れてんじゃん!」と鋭いツッコミを入れていました。
とはいえ仕事に対する責任感が強く、頼まれたことを無碍にはできない、そんな義理堅いSugiyaさんですから、思案顔で、あともうひと押しで蘊蓄でも語りだしそうな雰囲気があったように私には見えました。見えたのに……。
息も絶え絶え状態から体力ゲージが回復したらしいKoziさん、架空の腕時計を指差しながら「ハイ、もう時間ないから! まだたくさん曲やんないといけないから!」と、蹴散らさんばかりの勢いでSugiyaさんを下手へと追いやり強制終了。
Koziさん、自分で振っといてそのセリフ……。
あまりに不条理なSugiyaさんの扱いに同情の念は深まるばかりでしたが、「スギヤンの漫談の続きが聞きたい方は是非名古屋大阪にもお越しください」と(たった今決めましたw)な次ライブへの引っ張り文句も抜かりなく、何事もなかったかのように次曲DOVEの演奏が始まるのでした。
いやぁ、商魂たくましいなぁ(棒読み)。
っていうか続きもなにもSugiyaさんは半ギレで二言発したのみで、漫談らしい漫談など聞いた覚えは1mmもありませんが(笑)。
いずれにせよ名古屋大阪でまたSugiyaさんが何か喋るのでしたら他所様のレポ漁りもやぶさかではありませんね、ええ。

もう一つの珍事。
Sanitymanのサビで、JIROさんとSugiyaさんがおでことおでこを突き合わせ、しばらく睨み合うシーンがありました。
ZIZって、ライブではメンバー同士の緊密な接触(意味深)がないじゃないですか。いや、なくていいんですけど。
あの鍔迫り合いならぬデコ競り合いはなかなかにレアな光景でした。
なにより、こういう時って意外とJIROさん以上にSugiyaさんが乗り気というか積極的なんですよね。
なんかSugiyaさんって、JIROさんが縄張りに迫ってくると「おっやんのか? オォン??」みたいな暗黒微笑で、それこそ ♪思わせぶりな眼差しで〜!? 迎え討とうとするじゃないですか。
これはつまり、たとえ知性派であっても己の広島の血には抗えないということなのかもしれません。(?)
なんせE-I-Oでは、あわやKoziさんまで標的に? というアトモスフィアを漂わせてましたからね、Sugiyaさん。
あれ、多分Koziさんと視線合ってたら間違いなく試合開始のゴングが鳴っていましたよ。いやー、危ないところでした。(※2)

以上、今回発生した珍事をまとめると、Sugiyaさんってライブ中は“っょぃ”人だなと。
メンバーに対するあたりがっょぃとか、競り合いがっょぃとか、アクがっょぃとか、そういう意味で。
まあ別の観点でいえば、SugiyaさんにとってZIZは自然体でいられるバンドってことなのかもしれません。
まわりが全員脱力系だから肩肘張らなくて良さそうですし。
だてに「正式メンバーの肩書きで言うと過去最長でございます。あれまあ。」じゃあないですね。

さてライブはいよいよ終盤へ。
天を仰いだKoziさん。「賢さんに捧げます」と告げて始まった曲は「SIGN」。
賢さんのヴォーカルが聴こえました。同期かな? って言ってしまうと身も蓋もないのですが。
いや、耳栓しているせいか実を言うと幻聴なのか同期なのか本気ではっきり分からなくてですね。
逆にそれが良かったかもしれません。目を閉じれば賢さんとZIZがセッションしているようにも感じられましたし。
間奏では賢さんのダンスを真似るKoziさん。熱いパリピ曲なので盛り上がりました。
そして「ぼちぼちおいとまの時間です」で始まったラストの曲「SUPERBSAW」。
フロアには目頭を押える方がちらほら見受けられました。
私は賢さんの訃報が入ってきてしばらくはその関係の情報やSNSでの人々のコメントを極力見ないようにしていたため、未だに実感がなく。
今こうしてライブの内容を振り返って、ようやく心にポッカリ穴が空いたような寂しさを覚える程度の粗挽き神経なので、賢さんの逝去について自分の気持ちを上手く言い表すこともできませんが、ZIZの演奏、歌、想いはきっと賢さんに届いたのではないでしょうか。
そんなふうに感じさせてくれるライブでした。


【その他些細なMEMO】
・OPSEは心が洗われるようなギターのアルペジオ。響きがsus4っぽい。何かの曲のイントロをアレンジしたのかと思ったが、アルペジオが一区切りしたところで普通にCHAOSMOSのイントロが始まったので特になんでもなかったもよう
・SO8:この曲はKoziさんの動きが、多分、きっと、(・∀・)イイ!!
・JEEZ:サビはJIROさん&TCのダブルコーラス
・L'AMIL'AMIE:演奏走っていたように感じたのは気のせい? 間奏の16分刻みのバスドラがマシンガンっぽくて相変わらず恰好(・∀・)イイ!!
・DOPE:CDだとイウアオイなのにライブだとイウアオエって言ってるように聴こえるね。すごくどうでも(・∀・)イイ!!
・DOVE:「眠れない夜なら抱いて 目覚めならそばにいないで」部分、音源だと語尾伸びやかに歌っているが、ライブだと「抱いて…」「そばにいないで…」と短く切って歌っていて儚みと切なみがUPしていた。ッカーッ! (・∀・)イイ!!
・Sanityman:曲終わった後のKoziさんが発したThank youが美声だった。もはや曲の感想じゃねえ
・E-I-O:Aメロ2回目に入ったところでいつものジロ⇔スギ立ち位置交換。だいたいジロさんが下手に来てからスギヤさんが反対側の上手へと向かうのだが、その移動前にスギヤさんがジロさんに向ける珍獣でも見るような眼差しが(・∀・)イイ!!
・MCにおけるKoziさん、「このツアーでgibkiy gibkiy gibkiyさんと名古屋、大阪をまわります。またフェリー乗りたいですね、って乗らねーか」とセルフツッコミ。ところで噛んだ言葉はgibkiy gibkiy gibkiyでしたっけ?
・今回Sugiyaさんの頭の振りが激しかったのは「FREAKQUENCY」のイントロと「LLELVI」
・Sugiyaさんのベースプレイ、特にJEEZを見たかったが手元が見えず残念


(※1)Sugiyaさんはこれ以上ワタシに何を望むんだといった口ぶりでしたが、正直ネイキッドロフトでも言うほど喋ってないだろと思いました。
(※2)E-I-Oのくだりは、私の色眼鏡ごしの光景であり、実際のメンバーの思惑、事実とは異なる場合がありますのでご了承ください。



posted by 未黒 at 23:55| Comment(0) | ライブ/イベント | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年06月29日

Salon du Détester #10

2016年5月29日(日)Salon du Détester #10 @新宿LOFT

◆セットリスト
SE.ö
01.RayD5
02.L'AMIL'AMIE
03.ISOME-TORIC
-MC-
04.JEEZ
05.SO8
06.DOVE
07.DOPE
-MC-
08.DECLINE
09.Kosmostill
10.Sanityman
11.ECHOFALLS
12.Besque
13.E-I-O
14.FOXGLOBE
15.PEEKABOON
16.BE POP HIGHSTYLE
17.Super Naked Disko

encore.1
18.CHAOSMOS
19.FREAKQUENCY
20.LLELVI
21.NEGHBORING

encore.2
22.SUPERBSAW

ZIZ純正の曲については「Ill」と「With Fu」以外は全て演奏された模様。
「Spiegel Welt」はモリケンさん作曲ということもあってか滅多に演奏されませんし今回もありませんでしたが、「Spiegel Welt」におけるKoziさんの終盤のハイトーンボイス大好き人間の私としては、もっとライブで聴く機会があると嬉しいです。

さて今回のワンマン、ZIZ4周年、EP&MVリリース、そしてKoziさんのお誕生日当日ということもあって、最初から最後まであたたかい祝福ムードに包まれたライブでした。
このライブを前にして「チケット売れ残ってますんで」だの「おそらくスカるであろう」だのと動員に関してやたら悲観的な発言を繰り返していたKoziさんですが、すし詰めとはいかないまでも、メインフロアは結構お客さん入っていましたよ、ね?

個人的にこの日演奏された中で一番印象に残っている曲は、ライブ初披露にしてフル初視聴の「JEEZ」でした。
イントロが流れた瞬間の高揚感といったらなかったです。
EPトレーラーの時点でほぼ“優勝”は決まっていたのですが、フルで聴いてもやっぱり間違いのない恰好良さ。
ライブの新定番になる予感がします。

そして個人的に注目していたポイントといえば、Salon du Détester9.5(以下:SdD9.5)で語られていたSugiyaさんのライブでの挙動について。
まず一つは「スギヤンって、演奏中たまに頭の振りが ドゥルルルルルルン! ってなるときありません?(笑) 残像見えそうな勢いで(笑)」というTCの目撃談。
こんなん絶対見るしかないですやん! ということで、真相を探るべく、いつも以上に演奏中のSugiyaさんの動きを注視しました。
結果、「ISOME-TORIC」と「Besque」でドゥルルルルルルン! な動きをしていた、ような気がします。
しかしまだ確信に至るサンプルは得られていないため、今後も要観察といったところでしょうか。

もう一つは、“Sugiyaさんの「Kosmostill」における野々村仕様のコーラス”について、です。
語弊しかない。こちらについては後述します。

7曲目を終えたところで「楽しんでますか? オレは楽しみすぎて襟巻き早速壊れたよ」と、いつの間にか首から外れた襟巻きを手に取り語り始めるKoziさん。
そして熱吸収待ったなし&通気性皆無の漆黒衣装について「暑い。衣装の選択ミスった。いいサウナスーツになってるよ」と汗だくで訴えるも、チャヂさんは「ダイエットになるね(゚∀゚)」にこやかに一蹴。
それを聞き入れるなりKoziさん、おもむろに下手側に向いて野太いビートを口ずさみ始め……セルフ回転に加えて、テーレッテレーテーテーテテーレー!(結果にコミットしたBGM) RIZAPだ!
という茶番劇があって笑いました。テーレッテレーテーテーテテーレーはチャヂさんが言ってたんでしたっけ。
その後も「襟巻きが取れたことで、よりゴミ袋に見える」「なんならいっそディスってもいいんだぜ?」「知ってるぜ?」とスギちゃん風味の意味深な自虐をこぼし、気を取り直して「涼しくなる曲を」の一言で始まった「DECLINE」。
KoziさんとJiroさんによるヴォーカルの掛け合いが響く最中、私は見逃しませんでした。Sugiyaさんがマイクを横にどける瞬間を。
次に迎える曲は「Kosmostill」。そう、SdD9.5で約束を交わした曲……。(※1)

“待”ってたぜェ!! この“瞬間(コーラス)”をよォ!!

……と、某ヤンキー漫画の一コマが頭をよぎります。
しかしSugiyaさんはAメロが始まってもマイクをどかしたままの状態。つまりコーラスする気配が全くありません。
おいおい、完全に計画的犯行じゃねーかよ、このまま歌わないつもりかよ、コーラスから逃れるためなら手段を選ばないってことかよ……見損なったぜスギヤン!
そんな恨み節が心中を駆け巡り、曲はいよいよサビへと突入――その間際、颯爽と自分にマイクを向けたSugiyaさん、サビの出だしの「Feelin' can♪」を歌ッターーーー!

……ってあれ? 「Feelin' can♪」だけ? もう終わり??

どうして『Feelin' can』だけなのよォオオオ〜〜〜〜〜〜〜ッ!!


某スタンド漫画の某岸由花子が心の中で絶叫したのは言うまでもありません。
いやしかし、この激昂も早々に鎮まります。
というのも、サビが終わって3回目のAメロでSugiyaさんはしっかりとコーラスしてました。してくださりました。ええ、野々村式の耳傾けコーラスで。
にしても、まさか「Kosmostill」のような曲でここまで気を揉むはめになるとは……。
紆余曲折ありましたが(私の中で)、冷静に振り返えってみれば、真剣にコーラスに勤しむ野々村Sugiya氏は最高に恰好良かったです。
コーラスに神経を集中させているのでしょう。一直線に遠くを見つめて歌う姿は一見の価値アリですぞ。野々村式だし。
今後もSugiyaさんのコーラスは要チェックですね。

私の激動の心象風景からライブの話に戻ります。っていろいろ省略して、もうアンコール以降の話ですが。
一回目のアンコールで再登場したKoziさんは、ピンク地に黒の斑〜MADARA〜の、しまっちゃうおじさんみたいな柄のシャツに衣装チェンジ。
ところで「CHAOSMOS」からスネアが電子パッドになりました?
いや、もっと前からだったかもしれませんが、ここからスネアの音が電子パッドっぽくなったような。
あんまりドラムセット見えなかったんですよね。

ボーナスステージ的な二度目のアンコール。
瓶のお酒を持ってステージに戻ってくるKoziさん以外のメンバー。
チャヂさんが「今日お誕生日の人は……何ヂィ〜?」とフロアに問い掛け、皆で「コ〜ヂィ〜」と叫んで“本日の主役”をステージに召喚。恒例のお誕生日お祝いタイムへ。
例年ですと、ケーキとすっぴん写真をふんだんにあしらったメンバーお手製羞恥お祝いボードがステージに持ち込まれるのが定番の流れなのですが、今回はケーキもボードもなく、皆でHAPPY BIRTHDAYを歌い、メンバーが持ち寄ったお酒で乾杯するというシンプルなものでした。
ギターでHAPPY BIRTHDAYを弾けないので指揮者に徹しようとするJIROさんに対し、「そこは弾くんじゃ……」と千鳥のノブ風にツッコむKoziさん。(「そこは弾けぇ……」だったかも)
このあたりからKoziさんのなんらかのスイッチがON(OFF?)になってしまったようで

Kozi「じゃあもうここからはトークショー的な?」
(後方を振り返るが、もう曲を演奏する準備は万端! といったチャヂさんの様子を見て一言)
Kozi「(演奏)スンノカィ スンノカィ すんのかぁ〜い!」(※2)

Kozi「最後の曲、もう何やるかみんな分かってると思うけど(フロアをチラッ)」
(フロア無反応)
Kozi「しーん、かぁ〜い!」

などと新喜劇仕込みの似非関西弁モードへ。
もはやどういう流れで飛び出したのか記憶にありませんが、Koziさん迫真にして渾身の「せ ん の かぁ〜い」もありましたね。
本当にここ最近の「せ ん の かぁ〜い」は仕上がりが半端ないですからね。
もう似非関西弁の範疇を超えて、独自の進化を遂げていると言っても過言ではないでしょう。

また、この緩〜い空気の中、まだお酒に口を付けていなかったKoziさんが「このまま飲まないで歌うのと、飲んで歌えなくなるの、どっちがいい?」とメンバーに二者択一を迫る場面がありました。
っていうか飲んで歌えなくなるってどういうこと? アコースティックライブの時なんてほぼ100%飲みながらやってるじゃん……と質問の意図が読めずにいたところ、チャヂさんが「じゃあ飲んで歌ったらどうなるの?」とナイス問いかけ。
が、自分で振っておいて想定外の反応に戸惑ったのか、床を指して「下がビショビショになる……」と、異常な歯切れ悪さでもってしどろもどろに答えるKoziさん。
なるほど、飲んで歌ったら足もとがビショビショに……なるか?
飲んで歌ったら下がビショビショに……ならなくない??

いやでもコレ、「ステイキャロット」に続く“ZIZ流行語大賞”の有力候補が一つ増えましたよ。
「下がビショビショになる」……時間差で来るタイプの笑いですよ、これは。意味不明すぎて。

ラストの曲「SUPERBSAW」を終えて、「こんなに嬉しいことはない!」「ありがとう」「また会いましょう!」と言い残し舞台袖に消えるKoziさん。それに続き、穏やかな表情でステージを後にするメンバー達。
以上でハッピータイムはカーテンコールでした。
こうやって率直な気持ちを言葉で伝えてくれるのももちろん嬉しいのですが、今回は表情にも感無量といった気持ちが滲んでいたように見えました。
SUPERBSAW演奏前に「これからのZIZ、今度は5周年を迎えられるように頑張っていきますので、応援よろしくお願いします」的な、わりと大事なメッセージを噛んでしまい、そこをチャヂさんに目敏く指摘されて「噛んだから5周年はなさそうだけど……」とハズしてくるのはさすがKoziさん&ZIZというバンドといった感はありますが、まぁそう言わずに、今後も長く活動を見続けていけたら幸いです。
ZIZについては活動追っかけていきますよ、私は。曲が好きなんで。


◆その他自分用の些細なメモ
・SO8:サビ「♪飾らないように」の時に自らの太ももに手を伸ばすKoziさんが完璧にキマってた
・ECHOFALLS:クレッシェンドのクセがすごい……いや、抑揚たっぷりに歌い上げるKoziさん&TC
・E-I-O:よく声が出ていた。いつものタイミングでジロスギ立ち位置チェンジ。やっぱりこの曲はテンション上がるなぁ
・PEEKABOON:仕切り直しのKoziさんの一声「ピカブン」。しかしこの囁きヴォイスを聞き逃された模様。「ピカブン」しないと曲が始動しないので二度言う。大事なことなので二度言う
・Super Naked Disko:太鼓のリズムが良くてずっと聴いていたかったが、例によって途中でステージ前方に躍り出てくるチャヂさん
・1回目のアンコールでステージに戻ってきたKoziさんが「もう少しやります。しばしの辛抱です」と言う。(別に辛抱はしてねぇよ!)
・レギュラー西川君モノマネについて「とりあえず乱発しとけばいいと思ってる」と自分で言っちゃうTC
・Koziさんのピロピロ飲みを見て「古いな」と苦笑いするチャヂさん
・SUPERBSAW:Koziさんの目の前に人参が吊るされるギミックはなかったため、ステイキャロットはありませんでした。(SdD9.5からのネタ)

いやー、それにしても、飲んで歌ったからと言って下がビショビショになることはないだろ(笑)。


(※1)SdD9.5の際、Koziさんに「じゃあスギヤンにはワンマンの時にKosmostillのコーラスやってもらうから」とトントン拍子で外堀を埋められ、Sugiyaさんはどう反応したものか困惑するばかりで合意する様子などまるっきり無かったと記憶していますが、まあこの際だから約束したことにしましょう。

(※2)元ネタはP-1グランプリのザキヤマによる「スンノカィ スンノカィ せんのかぁ〜い!」だと思いますが、ただ今回は今すぐにでも演奏が始められる状態だったため、最後は「すんのかぁ〜い!」になっていました。




posted by 未黒 at 17:09| Comment(0) | ライブ/イベント | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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